NYセントパトリックスデーパレード2019

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16日、ニューヨークで第258回セントパトリックスデーパレード(St Patrick’s Parade)が開催された。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人セント・パトリックの命日を記念して行われるイベントで、アイルランド系の移民が多いニューヨークでは、1762年から続く伝統行事。

パレードが開催された5番街は、バグパイプの音色とドラム、アイルランドの国旗やグリーンの衣装を着た人々で埋め尽くされた。

全米で最大規模規模のパレードは、5時間に渡って行われ、約15万人が行進した。

St Patrics Day Parade
©mashupNY
St Patrics Day Parade
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移民支援がテーマ

今年のパレードのテーマは「移民の支援」となる。グランドマーシャルは、弁護士でアクティビストのブライアン・オドワイアー(Brian O’Dwyer)氏が務めた。

アイルランドの経済は低迷している。失業率は14%となり、EU諸国の中でもギリシャやポルトガルと並び、問題視されている。また、毎週1000人単位でアイルランドを去っており、そのうちの12%が渡米するという

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アイルランド系アメリカ人にとって、気になる話題は、EU離脱問題だ。英国と北アイルランドがEUから離脱した場合、アイルランドのみがEUに残ることとなる。

オドワイアー氏は、離脱後に米国と英国間の貿易関係などに困難が生じた場合、それに対処するため各国の指導者と話し合っているとDaily Newsに論説を寄せた。

St Patrics Day Parade
©mashupNY
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