サラジェシカパーカー 写真家ビルカニンガム新ドキュメンタリーのナレーションに

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2016年6月に亡くなったニューヨークタイムズ紙のファッションフォトグラファー、ビル・カニンガム(Bill Cunningham)氏のドキュメンタリー映画「タイムズ・オブ・ビル」(Times of Bill)のナレーションを、女優のサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)が務めると米WWD.comが報じた。

監督と脚本は、ケーブル会社HSN(ホームショッピングネットワーク)のCEOを務めたマーク・ボゼック(Mark Bozek)が担当する。製作は、ボゼックとNYを拠点とするエンターテイメント会社「ライブロケット」(Live Rocket)の共同設立者、ラッセル・ヌース(Russell Nuce)。

WWDによると、ボゼックは、ビルカニンガムが亡くなった日から、ドキュメンタリーの企画に着手したという。彼が25歳の時に、カニンガムに行った何時間にもわたるインタビューなども公開される。
また、NY在住のアーティストのルーベン・トレド(Ruben Toledo)氏がアニメーションを手がける。
モデルのパット・クリーブランド(Pat Cleveland)が歌う「Tonight, Josephine」がテーマソングで用いられる。

サラジェシカ起用の理由

ボゼックは、サラ・ジェシカ・パーカーのナレーターの起用に関して、「彼女は、ニューヨークとファッションのまさに真髄であり、ビル・カニンガムが大変アメージングでユニークな人生を送っていたことに、心から敬意を表している。」とし、「本作品のナレーターとして彼女はパーフェクトだ。」と語っている。

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サラ・ジェシカ・パーカーは、ビル・カニンガムが亡くなった時、追悼のメッセージと写真をインスタグラムに投稿している。

ドキュメンタリー「タイムズ・オブ・ビル」は、2018年に米国で公開を予定している。
ビル・カニンガムの映画が公開されるのは、米国で2010年に公開されたドキュメンタリー「ビル・カニンガム&ニューヨーク」(Bill Cunningham New York)に続き2作目となる。

「ビル・カニンガム&ニューヨーク」(2010)の予告編

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