カリフォルニア州世論調査 首位サンダース氏が2位ウォーレン氏に2倍のリード

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民主党予備選に関するカリフォルニア州の最新の世論調査では、バーニー・サンダース上院議員が支持率で2位を2倍リードするなど、他の候補を圧倒する結果となった。

カリフォルニア大学バークレー校政治研究所とロサンゼルスタイムズが行なった調査では、サンダース氏の支持率が34%、次いでエリザベス・ウォーレン上院議員17%、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長12%、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長11%、ジョー・バイデン前副大統領8%、エイミー・クロブシャー上院議員6%という結果となった。

3月3日のスーパーチューズデーに予備選を実施するカリフォルニアは人口が最大の大票田。第1回投票で党の指名を得るのに必要な代議員数1991人のうちの415人が割り当てられる。なお、代議員を獲得するには州全域または選挙区のいずれかで最低15%の票を獲得しなければならないという。

ロサンゼルスタイムズは、調査結果から53の選挙区すべてで、サンダース氏が15%に達する可能性を指摘。一方、ウォーレン氏は半数の選挙区で、ブルームバーグ氏とブティジェッジ氏は25%の選挙区で15%をクリアする可能性がある。バイデン氏とクロブシャー氏は代議員を一人も獲得できない危険がある。現在の支持レベルでは、サンダース氏がカリフォルニアだけで、1991人の代議員の10%を獲得する可能性があるとしている。

また、サンダース氏はカリフォルニア予備選の鍵を握る3グループで半数以上の支持を得ていることがわかった。ラテン系の支持率は51%で、18から29歳の若者層の支持率は61%に達した。自らを「非常にリベラル」とする人々の支持率は50%だった。

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調査は、2月20-25日に民主党に投票する可能性のある3,002人の有権者を対象に実施した。誤差範囲は±2%。