ダイアナ妃の隣で「オナラ」、ジュラシック・パーク俳優が冷や汗体験

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『ジュラシック・パーク』シリーズのアラン・グラント博士役で知られる俳優サム・ニール(76)は7日、情報番組Todayに出演し、故ダイアナ妃とのおもしろエピソードを明かした。

1993年にロンドンで開催された映画『ジュラシック・パーク』の「ロイヤル・プレミア」での出来事。ダイアナ妃の隣に着席したが、映画が始まってから45分ほど経過した頃、反対側に座っていた当時10歳だった息子が「無意味にオナラをし始めた」と振り返った。

音はなかったが、強烈な匂いだった上に、館内に吹き込む隙間風が妃の方向に流れていたと状況を説明。「スーツと蝶ネクタイを着ていたが、狂ったように汗をかいた」と明かし、「だって、プリンセスは僕だって考えると思ったから。ここにいる小さな男の子だ」と加えた。

ダイアナ妃に釈明はしなかったという。

息子のティムはこの話をされるのを嫌っているとしつつ、「でも絶対に本当だ」と述べ、「彼とは二度とプレミアに行かない」と冗談混じりに語った。

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2022年にステージ3の血液がんと診断されたニールは、昨年10月にオーストラリア放送協会のインタビューで、当初は化学療法を試みたが3ヶ月後に効果が失われたため、「希少な抗がん剤」に切り替え、効果を発揮したと闘病の状況を説明した。

12ヶ月間緩和させることに成功しているが、2週間ごとに点滴が必要で、治療後の数日間は「非常に憂鬱」だとも明かした。医師からはある段階で薬が効かなくなると告げられたといい、「覚悟はできている」と語った。

死を恐れていないとする一方で、引退については「恐怖でいっぱいだ」と心境を述べた。

病名は血管免疫芽球性T細胞リンパ腫と呼ばれる稀な疾患だという。

「それを患っているのはわかっているが、あまり興味がない。わたしのコントロール外だ。コントロールできなければ、興味を持っても仕方がない」と語った。

3月14日から出演ドラマ『Apples Never Fall』がピーコックで配信される。