【ロシアゲート】ロジャーストーン 無罪を主張

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ロシア捜査に関して、先週金曜日に逮捕、起訴された政治コンサルタントのロジャー・ストーン氏(66)は29日、首都ワシントンの連邦地方裁判所に出廷し、無罪を主張した。

ストーン氏はトランプ大統領と長年近しい間柄で、大統領選では一時、選挙顧問を務めた。検察は偽証や捜査妨害など、7つの罪でストーン氏を起訴。ストーン氏は、ウィキリークスによる民主党メール暴露への関与について、議会へ虚偽の証言を行なったほか、関係者へ偽証するよう圧力をかけたとされる。

ストーン氏の代理人は、7つの訴因すべてについて無罪を主張した。ストーン氏は、審理前に状況を確認するための協議のため、金曜日に再び出廷することを命じられた。

これまで、ロシア捜査に関連して起訴されたトランプ陣営関係者は、ストーン氏を含めて6人。他のケースと同様、ストーン氏の訴因には、ウィキリークスやロシア側と共謀をはかったとする疑惑は含まれていない。
マシュー・ウィタカー司法長官代理は28日、「捜査の完了は近いと考えている」と語るなど、ロシア捜査が間も無く終了するとの憶測が広まっている。

25日の逮捕後、ストーン氏は保釈金25万ドルを支払って保釈された。週末にはABCやFOXニュースに出演。「起訴状は岩の上のしょんべんよりもうすっぺらいものだ」と述べるなど、無罪を勝ち取る自信を語っていた。

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