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MoMA PS1 ロッカウェイで草間彌生「ナルシスの庭」インスタレーション

1日、ニューヨーク近代美術館のMoMA PS1は、ニューヨークのフォート・ティルデン(Fort Tilden)で、アーティスト草間彌生のインスタレーション「ナルシスの庭」(Narcissus Garden)をスタートした。
同パブリックアートは、ロッカウェイアーティストアライアンスやナショナルパークサービスなどの提供によるアートフェスティバル「Rockaway!」の一環として展示される。

Gateway National Recreation Area at Fort Tilden, T9 building. Site of Yayoi Kusama’s Narcissus Garden for Rockaway! 2018. Image courtesy MoMA PS1. Photo: Pablo Enriquez.

米軍基地の列車の車庫や修理場として使用されていた建物跡地に、1,500個ものステンレスミラーの球体がディスプレイされた。

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ミラーの球体には、2012年のハリケーン・サンディによって損壊を受けた建物や、フォート・ティルデンの歴史などを垣間見ることができるインダストリアルな光景が反映される。近年ロッカウェイビーチは、ハリケーンだけでなく、侵食などの被害も受けているという。

同建物は、2014年にフォート・ティルデンの再開を祝って開催された、パティ・スミス(Patti Smith)の作品「Resilience of the Dreamer」展示でも知られている。

ナルシスの庭とは

草間彌生の代表作品の一つで、1966年に第33回ヴェネツィア・ビエンナーレ(Venice Biennale)で初めて披露された。当初球体はプラスチックで製作されており、着物姿の草間氏が、「Your Narcissism for Sale」(あなのナルシズムを販売します)という看板とともに、芝生の上に素足で立ち、通行人に2ドルで販売した。それ以来、ブラジルやセントラルパークなど世界各地で展示されている。

Yayoi Kusama with Narcissus Garden (1966) installed in Venice Biennale, Italy, 1966 ©YAYOI KUSAMA. Courtesy David Zwirner, New York; Ota Fine Arts, Tokyo/Singapore/Shanghai; Victoria Miro, London/Venice.

批評家には「ナルシスの庭」は芸術の商業化や虚栄心のカルチャーへのプロテストとも評されると同時に、他の作品同様セルフィーのためのレディーメイド作品と、ニューヨークタイムズに紹介されている。
PS1のディレクター、クラウス・ビーセンバッハ(Klaus Biesenbach)氏は、草間氏との密なる協力の元、今回のために特別バージョンの「ナルシスの庭」を製作したと語っている。

Rockaway!2018:Narcissus Garden by Yayoi Kusama

日時:7月1日から9月3日までの金・土・日及び祝日
午後12時から6時まで(7月4日の独立記念日、9月3日のレイバーデイも上記と同じ)
場所:Gateway National Recreation Area at Fort Tilden 地図
アクセス:Aトレイン(Rockaway Park Station – Beach 116 Street)からQ22とQ35のバスに乗り換え
NYCフェリーでWall Street/Pier11からRockaway駅まで(約1時間)
公式サイト

Rockaway! 2018 is presented by MoMA PS1 with Rockaway Artists Alliance, Jamaica Bay-Rockaway Parks Conservancy, National Park Service, and Bloomberg Philanthropie

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