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トランプ氏と決別?ペンス前副大統領の1月6日への想い

4月に心臓にペースメーカーを装着する手術をした後、政治活動を徐々に再開しているマイク・ペンス前副大統領。サウスカロライナ州の保守派の集会で退任後初めて公に行ったスピーチを皮切りに、今月初めにはニューハンプシャー州を訪問。来月はアイオワ州で演説を予定している。これら大統領選予備選の緒戦州を周り、2024年大統領選の出馬の可能性を探っているとみられている。

トランプ政権では、大統領の忠実な女房役を務めたペンス氏だが、先述のニューハンプシャーの演説では、トランプ政権の4年間の達成を常に誇りに思うと述べる一方、1月6日について、トランプ氏と見解の一致を見る日が来るのかわからないと述べ、話題になった。

1月6日、各州の選挙人投票を集計する両院合同会議を前に、進行役のペンス氏は議会に宛てた書簡で、トランプ氏の期待に反して、副大統領には、選挙人団が選んだ候補者を拒否する一方的な権限はないと発表した。

一方、トランプ氏はこの日、首都ワシントンで集会を開催し、選挙で大規模な不正があったと根拠のない主張を繰り返し、選挙を盗まれることを阻止しなければならないと支持者に訴えた。演説中、ペンス氏には、選挙人投票を拒否する憲法上の権限があると主張し、ペンス氏が正しいことをすれば、勝利が可能だと発言。「死に物狂いで戦わなければ、国を失うことになる」と述べるなどして、議事堂まで行進するよう呼び掛けた。

この後、暴徒の一部は「ペンスに死を」「ペンスを吊るせ」などと叫びながら、議事堂内に押し入った。

議事堂襲撃事件により2度目の弾劾訴追を受けた後も、トランプ氏は考えを変えていない。今週月曜日には、Real America’s Voiceのインタビューで、ペンス氏に「がっかりしている」と発言。「彼が(選挙人投票を)送り返さなかったことにがっかりしている。彼には送り返す権限があって、そうするべきだったと感じている」と話した。

新大統領認定に誇り トランプ氏と対立

24日にカリフォルニア州シミバレーの「レーガン大統領ライブラリー」で行ったスピーチでは、さらにトランプ氏と距離を置く発言が話題になった。

ペンス氏は、名指しを避けつつ、党内には今も州が認定した選挙人票を拒否または権限があると考えている人がいると述べた上で「憲法は、両院議会で副大統領にそのような権限を与えていない」と説明。続けて「誰か一人がアメリカの大統領を選べるという考えほど、反アメリカ的な考えはない」と批判した。

「あの悲劇の日に、議会を再招集し、合衆国の憲法と法律に定められたわれわれの義務を果たしたことを常に誇りに思っている」と語った。

選挙結果に失望したことを認めつつも「しかしながら、この瞬間にわれわれの政党や政治生命以上に危険にさらされているものがある。われわれが憲法に対する忠誠を失うならば、選挙で負けるだけではない、国を失うことになるのだ」と話した。

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