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テキサス州オデッサの銃乱射事件。死亡者7人に。容疑者が特定

1日、米テキサス州西部オデッサ(Odessa)のハイウェイで起きた銃乱射事件では、7人が死亡、警察官を含む20数名が負傷した。警察発表によると、死亡者の年齢は15歳から57歳。負傷者の中には、1歳5カ月の幼児が含まれる。

容疑者の名は、オデッサ在住の男性、セス・アトル(Seth Ator)36歳。当局は名前を公表していないが、CBSニュースが報じた。
CBSダラスによると、アトル容疑者は銃撃を行う数時間前、勤務していたトラック会社を解雇されていた。しかし捜査関係者によると、解雇が銃撃の動機になったとは思っていない。
CNNによると、アトル容疑者は夜、家の屋根の上に座り、動物を銃で撃つ姿を近隣住民に目撃されている。USATODAYによると、2001年と2002年に不法侵入の容疑で逮捕歴がある。

警察官に車を停止された後、発砲

事件はミッドランド(Midland)とオデッサをつなぐI20とハイウェイ191の間で発生した。テキサス州の公安警察が、アトル容疑者が乗車するトラックを、交通違反で停車させたところ、容疑者がトラックから、AR-15タイプの自動小銃を取り出し、警察官に向かって発砲。その後、無差別に銃を乱射しながら、車を暴走させた。
途中で自身の車両を乗捨て、米国郵政公社(USPS)を乗っ取り走行を続けた。
容疑者は、オデッサの映画館の駐車場で警察官に射殺された。警察発表によると、テロ行為とは無関係で、動機については不明だという。
当局は後に、乗っ取られたUSPSの運転手は、容疑者によって射殺されたと発表した。

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テキサス州では数週間前に、メキシコ国境近くのエルパソ(El Paso)市で、ヒスパニックを狙った銃乱射により、22人が死亡する事件が発生している。
今年テキサス州で発生した銃乱射事件は38件目となる。

銃規制を緩和する法が施行

銃撃事件が発生した1日、テキサス州では銃規制を緩和する10の法案が施行された。同法は6月に成立していた。

  • テキサス州の空港に銃を持ち込む場合、連邦政府の許可ではなく、地元当局による許可で可能となる。(安全上の理由から空港への銃器持ち込みは、連邦法で禁止されている。)
  • 銃の免許所持者は、教会やシナゴーグなどの礼拝所で武器を持ち込むことができる。
  • 家主や家の所有者は、借主が物件に銃器を持ち込むことを禁じることを禁止する。
  • 児童養護施設は銃器を保管できる。
  • 銃の免許所持者が、学校の駐車場に銃器や弾薬を保管することを禁じることを禁止する。
  • 災害発生地に向かう、またはそこから戻る際、無免許で拳銃を携帯しても訴追されない。
  • 避難場所に銃を持ち込むことを許可する。
  • 学校に武装保安官の数を増やすことができる。
  • 銃の免許所持者が知らずに銃禁止区域に入った場合には擁護される。など。

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