NY地下鉄 トランプ大統領支持の落書き男が御用。捜査手法が話題。

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ニューヨーク市警察と地下鉄を運営するMTAはタッグを組み、トランプ大統領を支持する”落書き男”を捕らえた。

警察発表によると、2月9日以降、少なくとも2回、ブルックリンのR線ボローホール/コートストリート駅の階段の上に、マジックで#LOVETRUMPという落書きが書かれていると多数の苦情が寄せられていた。

エドワード・デラトーレ(Edward Delatorre)鉄道警察局長は、犯人は再び落書きをしに戻ってくると確信していたため、罠を仕掛けようとMTAと協力し、木で作られた偽の壁を12日に設置した。

警察官は、工事風に仕立て上げられた壁の後ろに隠れ、覗き穴から様子を伺っていたという。男性が再び現れ、落書きをしていたところを捕えらえた。

拘束された男性の名は、ジェイミー・モンテマラーノ(Jamie Montemarano)さん(43)。モンテマラーノさんに逮捕歴はなく、警察官は、落書き及び損害の容疑で出頭命令書(DAT)を提出した。

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NYポストの取材に対して、モンテマラーノさんは「おとり捜査だとは知らなかった。バカなことをした。」と反省の弁を述べた。

MTAの広報担当は「落書きを重要視しており、防止のため当局と密接な協力関係を築いている。」と述べている。

このニュースを知った人々からは、「この20年間で落書きで逮捕された人は初めてだ。」「43歳でこんなことするなんてショック。」「死刑に値する。」「トランプが恩赦を与えてくれるはずだ。」「MTAはフェイクウォールにいくらお金を使ったんだ。」などの声が上がっている。