ニューヨーク市保健局が公表したデータによると、11日の新型コロナウイルスによる死者数はゼロとなった。
新型コロナによるものと推定される死者数を含めて、死者がゼロなるのは3月13日以来初めて。NBCニュースによると、10日の死者数もゼロだったが、推定死者数は2人だった。
ニューヨーク市では、これまでに215,924人の感染者が確認されており、累計死者数は18,670人となっている。一日の死者数が最も多かったのは4月6日で、597人だった。
クオモ知事が同日発表したニューヨーク州の新規感染者数は677人だった。62,418件の検査を行い、陽性率は1.08%だった。現在の入院者数は801人。死者数は5人だった。
全米の新規感染者は6万人超
現在、南部と西部を中心に感染が拡大しており、ロイターによると一日の新規感染者数は4日連続で6万人を超えた。
フロリダ州では12日、過去最多となる15,299人の陽性が確認された。死者数は45人だった。同州の累計感染者数は269,811人、死者数は4,242人となった。カリフォルニア州でも今週水曜日に11,694人の新規感染が確認され、過去最多を更新した。
クオモ氏は10日、WAMCのラジオインタビューで、感染が拡大する州外からの訪問者の隔離は困難との考えを述べ、今後州内で感染者が再び増加することへの懸念を示した。
ニューヨークとニュージャージー、コネチカットの3州は、感染者が増加している19州からの訪問者に対し、14日間の隔離を命じると発表している。