5日の午前8時頃、Eトレインの50丁目で、電車とプラットホームの隙間に、スーツケースの車輪が挟まり電車が停車してしまった。
車輪はスーツケースから外れ、挟まった状態になっており、びくとも動かない。男性が手でそれを引き抜こうとする姿が映っている。
その様子を見た他の乗客は、車輪を外そうと、電車の外に出て何度も車両を押し始めた。車輪が外れた瞬間、手をたたき、ハイタッチして再び電車に乗り込んだ。
動画を撮影したステファニー・バシさんは、憎悪に関するニュースも多い中、他人同士が助け合う姿を見て、涙が出るほど感動したとCBSニュースに語った。
動画を見た人々からは、「すごく晴らしいね。」「短期間しか住んでいなかったが、私がNYCにについて好きなところだ。みんな普段人のことは構わないタチだが、助けが必要な時は助けてくれる。」「これは、ただ単に早く去りたかっただけだ(笑)。けど、みんなよくやった。」と賞賛する声が上がっている。