米ラッパー ニプシー・ハッスルさん射殺 容疑者を拘束

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1日サウスロサンゼルスで米ラッパー、ニプシー・ハッスル(Nipsey Hussle)さん(33)が射殺された事件で、ロザンゼルス市警察(LAPD)は2日、29歳の男性を拘束した。

CBSロサンゼルスによると、容疑者の名は、エリック・ホルダー(Eric Holder)で、現地時間の午後1時30分ごろ、カリフォルニア州ベルフラワー(Bellflower)で拘束された。容疑については明らかにされていない。

警察発表によると、ホルダー容疑者はギャングの一員で、事件の日、ハッスルさんらに近づき、何度か議論を行っていたという。その後、拳銃で武装し店に戻ったホルダー容疑者は、ハッスルさんに暴行を加え、複数回発砲した。発砲後、女性の運転するシボレー・クルーズで逃走した。原因については、個人間な争いによるものとしている。

現場にはファンが殺到し、パニックに

銃撃事件は、2017年にハッスルさんが開業した洋服店「マラソン・クロージング」(Marathon Clothing)の前で発生した。

事件発生の夜、店の前にはハッスルさんの死を悼み、多くのファンが詰めかけ、警察官が出動する騒ぎとなった。現場では、ガラスが壊れる音の後、集団が一斉に逃げ出すなど一時パニック状態となり、20人近くの負傷者が出た。

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