ロバート・デ・ニーロ孫、滞在先にコカインと処方薬

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2日に死亡したことが明らかになった俳優ロバート・デ・ニーロの孫レアンドロ・デ・ニーロ・ロドリゲスさん(19)。部屋には、「コカインと処方薬が散らばっていた」という。ニューヨーク・デイリーニューズが報じた

警察関係者やドアマンによると、ロドリゲスさんは、ロウアーマンハッタンにある短期レンタルのアパート「チプリアーニ・ウォール・ストリート」に約1カ月間、滞在していた。

警察は現在、薬物に合成オピオイドのフェンタニルが混入されていたか、また、それらが市中に出回り、さらなる危険性はないかを捜査しているという。

ロドリゲスさんの母で女優のドレナ・デ・ニーロ氏は3日、SNSで息子が死去したことを発表した。

ロドリゲスさんも俳優で、2018年に公開された「アリー/スター誕生」など3本の映画に出演していた。

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チプリアーニのドアマンは、「よく正面階段に座っていた」と普段の様子を述べつつ、挨拶をすると、丁寧に返してくれる「いいヤツだった」と振り返った。ロバート・デ・ニーロの親類だとは、知らなかったという。

母親はフェンタニル中毒の可能性を示唆

検視局は、ロドリゲスさんの死因を特定していない。しかし、ドレナ氏はSNSで、息子の死はフェンタニル中毒によるものと主張。「誰かがフェンタニル入りの薬物を彼に売った」と売人を非難した。

ドレナさんは、デ・ニーロの当時の妻ダイアン・アボットさんの長女。デ・ニーロは1976年、ドレナ氏と養子縁組を結んだ。

ロドリゲスさんの急逝を受け、デ・ニーロは3日、「最愛の孫、レオが亡くなり、深い悲しみに包まれている」と声明を発表。プライバシーの尊重を求めている。