ジョーカー階段は危険?オカジオ・コルテス議員が一言

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ニューヨーク市ブロンクス出身のアレクサンドリア・オカジオ・コルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)下院議員(民主党)が、映画の大ヒットで一躍有名となった『ジョーカー』の階段について、TMZのインタビューで「昔は危険だった。」と当時を振り返った。

オカシオ・コルテス議員は「私が子供の時は、あの階段には近づかないように、もし行くなら友達と行きなさいと言われていた。」と語りつつ、「今のブロンクスは、はるかに安全で、そのことを嬉しく思う。」と述べた。
さらに「ボーギーダウン(ブロンクス)でのインスタグラムはよして。これは、われわれの為のものよ。」と冗談めかし、「あの階段では、随分と昔からみんな踊ってる。これを言っておかないと。」と笑顔で答えた。

ブロンクス地区にある同階段は、ジョーカーに扮したフォアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)が、「Rock and Roll Part 2」の音楽に合わせてダンスをする象徴的なシーンに使用された。

公開直後から、現地には多くの人が訪れ、ジョーカーを真似たポーズで記念撮影をするなど人気スポットとなっている。SNSには#JokerStairs のハッシュタグが数多く投稿。Google Mapにも「Joker Stairs」の表示が出ているという。

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ブロンクスのルーベン・ディアス(Ruben Diaz)区長は、階段を訪れるファンにブロンクスの他のエリアも散策して欲しいと呼びかている。

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一方で、階段で強盗に合ったことがあると、注意を呼びかける声も投稿されている。

史上最高のR指定作品に

『ジョーカー』は公開後も好調な興行成績を維持している。25日には、全世界興収が7億7881万ドル(約850億円)に達し、2018年公開の『デッドプール2』(Deadpool2)の7億8,500万ドルを超え、史上最高のR指定作品となった。

中国では未公開ながら、アナリストの間では、劇場公開終了までに8億5000万ドル(約920億円)から10億ドル(約1090億円)達すると予測されている。