日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は、ハドソンヤードで期間限定のポップアップイベント「Restaurant Unlocked To Go」を開催する。
イベントは日本酒とシーフードを組み合わせることで生まれる旨味のシナジー効果をニューヨーカーに体験してもらうことが狙い。期間は8日から13日で、ニューヨーク在住の有名シェフ、ヨハン・スベンソン(Johan Svensson)氏が考案したシーフード料理と日本酒のセット(20ドル)を提供する。
今年は新型コロナの影響もあり、自宅で味わうピックアップ方式を採用。専用ウェブサイトで事前に注文をして、ショッピングモール内に設置されたフードロッカーで弁当ボックスを受け取る。会場の都合上、お酒は指定した住所に届けられる。お酒にはQRコードが付いていて、読み込むと蔵元のバーチャルツアーが体験できる。
お酒は「南部美人 特別純米」「明石鯛 純米大吟醸原酒」「楯野川 純米大吟醸 PHOENIX」「菊水 純米吟醸」「月桂冠 鳳麟純米大吟醸」の5種類。
スベンソン氏は、ミッドタウンのアメリカン・ジャパニーズ料理レストランでエグゼクティブシェフを務めた経歴を持つ。今回提供するのはシュリンプカクテル、茹で牡蠣のBBQソース和え、キャビア&昆布締め白身魚、ムール貝・ホタテ・トマトのベーコン巻き、ジャーマンポテト付きツナパストラミ、クラブロールの6品。バリエーションに富んだ料理が日本酒とセットで20ドルとお得な値段で堪能できる。
JFOODOの研究によると、シーフードと日本酒のペアリングは、旨味を最大に高める効果があるのだという。イベントは、ニューヨーカーにこれまでとは違った日本酒の楽しみ方を発見してもらおうという意図が込められている。
新型コロナで外食から遠ざかっている人々にも嬉しい特別企画。この機会に、新たな美味しさを体験してみてはいかがだろうか。
Restaurant Unlocked To Go
- 日時:12月8-13日
- オンラインでの事前注文が必要(数量限定)
- 場所:20 Hudson Yards, Level 1, North East Side (一番近い入り口は33rd Streetと10th Avenueのコーナー)
- ホームページ:www.restaurant-unlocked.com