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ミシシッピ州鶏肉工場などで不法移民の一斉摘発 680人を拘束

移民税関捜査局(ICE)は7日、ミシシッピ州で一斉摘発を行い、680人の不法移民を拘束した。
発表によると、摘発はミシシッピ州の6都市にある鶏肉加工工場など7ケ所を対象に実施された。ひとつの州の摘発としては、過去最大規模のオペレーションだという。

モートン(Morton)のKoch Foodsの工場では、拘束された人々が3台のバスで東に乗せられ、裁判手続きのため州軍施設に移送された。捜査員は工場従業員にIDの提出に求め、合法的に居住していることを証明できなかった従業員が拘束されたという。

鶏肉加工産業は、移民の労働力に大きく依存しており、以前から、活動家や労働組合は連邦政府の保護下にない不法労働者への扱いを非難していた。

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イリノイ州に本部を置くKoch Foodsは、ミシシッピ州やアラバマ州、ジョージア州、イリノイ州、オハイオ州、テネシー州で施設を展開する米国の鶏肉加工大手。2011年、同社のミシシッピ州の工場内で、セクハラ、人種や国籍に基づいた差別、ヒスパニック従業員達に対する報復的な解雇があったとして、雇用機会均等委員会(EEOC)が連邦裁判所に訴えを起こしている。訴訟は昨年、企業側が375万ドルを支払うことで和解している。なお、共和党のメガドナーとして知られるコーク兄弟(Koch Brothers)と同社は関係ない。

Koch Foodsのシンシナティの施設紹介ビデオ

このほか、摘発はカントン(Canton)にある全米で8番目の養鶏企業であるPeco Foodsの工場でも行われた。

摘発はミシシッピ州南部地区の連邦地検と共同で、数カ月前から準備が進められた。マイク・ハースト検事は記者発表で、「本日、ミシシッピ州南部の7ケ所、6都市で行政捜査と犯罪捜査の令状を執行し、およそ685人の不法外国人の逮捕へと繋がった」と発表した。

The Hillによると移民法違反は多くの場合、民事で裁かれ、犯罪捜査の令状の対象とはならない。発表では、捜査進行中を理由に、どのような犯罪行為が連邦政府の令状発行と連邦検事の参加につながったか明らかにしなかった。

この日、トランプ大統領は週末に銃乱射事件が発生したテキサス州エルパソとオハイオ州デイトンを訪問した。エルパソの乱射では、22人が死亡、26人が負傷した。犯人によるものとみられる犯行声明には、白人至上主義と関連する内容やヒスパニック移民の増加に対する憎悪的な表現が含まれていた。

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