マンハッタンで3日朝、ジョギング中の女性がホームレスの男から性的暴行を受け、財布などを奪われる事件があった。

事件が起きたのは午前5時半ごろ。ウエストビレッジのピア45付近。ニューヨークポスト紙によると、男はハドソン川沿いの公園を走っていた43歳の女性を背後から襲い、首を絞め、気を失っている間にレイプした。その後、デビットカードが入った財布と携帯電話、ヘッドフォンを奪い、シティバイク(レンタル自転車)に乗って逃走したという。

ニューヨーク警察は同日、小売店ターゲットで盗難したカードを使おうとしたカール・ファノーアー(29)を、ポートオーソリティバスターミナル付近で逮捕。その後、レイプおよび窃盗、略奪的性的暴行などの罪で起訴した。

ファノーアー被告は過去に、同様の手口で、2人の女性に暴行していたことが判明。3月27日、ジョギング中の39歳の女性の首を絞め、性的暴行をはたらき、携帯電話を奪った。先月6日にも、ミッドタウンで48歳の女性の首を絞めレイプしようと試みた。これらの犯行についても起訴された。

被告は今回の3件の暴行以外に、これまで25回の逮捕歴があったという。大半は軽窃盗罪や、薬物の所持、暴行罪だった。ロウアーマンハッタンのシェルターに滞在していた。情報筋はポスト紙に、2人の女性に対する暴行事件で、なぜ被告が逮捕されなかったのか「多くの疑問がある」と語っている。

市の犯罪統計によると、今年のレイプ事件は1,400件近く報告されており、昨年同時期に比べ約10%増加している。