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グッゲンハイム美術館 竣工60周年展覧会「Artistic License」=初のアーティストによるキュレーション

グッゲンハイム美術館(The Solomon R. Guggenheim Museum)では24日より、展覧会「アーティスティック・ライセンス:グッゲンハイムコレクションにおける6の解釈」(Artistic License: Six Takes on the Guggenheim Collection)をスタートした。

美術館に所蔵される20世紀初頭から1980年までの作品の中から、88点の未公開作品を含む約300点を展示する。作品には、絵画や彫刻、紙作品、インスタレーションが含まれる、今回館で初めて、ツァイ・グオチャンやジェニー・ホルツァーなど6人の著名な現代美術家がキュレーションを手がけた。

今年は、建築家フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が設計した美術館の竣工から60周年にあたり、記念ともいえる展示会となる。

Guggenheim Museum
©mashupNY
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キュレーションを手がけたのは、中国出身で文化と社会問題を反映させた作品で知られるツァイ・グオチャン(蔡 國強、Cai Guo-Qiang)、香港出身でアニメーションのビデオインスタレーションや木炭画、パブリックパフォーマンスなどを手がけるポール・チャン(Paul Chan)、米オハイオ州出身のコンセプチュアルアーティスト、ジェニー・ホルツァー(Jenny Holzer)、レイヤーを統合した抽象画が特徴的なエチオピア出身の画家、ジュリー・メレツ(Julie Mehretu)、パナマ出身で画家・写真家のリチャード・プリンス(Richard Prince)、黒人女性フォトフラファーのキャリー・メイ・ウィームズ(Carrie Mae Weems)。
6人は、過去にグッゲンハイムで単独の展覧会を開催し、同美術館の歴史を創り上げてきた。

作品のハイライト

ツァイ・グオチャン: Non-Brand 非品牌

©mashupNY
  • ワシリー・カンディンスキー(Vasily Kandinsky) Munich (circa 1901–1902)
  • ピエト・モンドリアン(Piet Mondrian) Blue Chrysanthemum (circa early 1920s)
  • マーク・ロスコ(Mark Rothko) Still-Life with Rope, Hammer and Trowel (circa 1937)
  • グッゲンハイムの初のディレクター、ヒラ・リーベイ(Hilla Rebay)とツァイ・グオチャンの作品も展示されている。

ポール・チャン: Sex, Water, Salvation, or What Is a Bather?

© 2019 Lawrence Weiner / Artists Rights Society (ARS), New York
  • フェルナン・レジェ(Fernand Léger) Starfish (1942)
  • ローレンス・ウィナー(Lawrence Weiner) conceptual work (1970)
  • ウィレム・デ・クーニング(Willem de Kooning) Whose Name Was Writ in Water (1975)
  • ローリー・シモンズ(Laurie Simmons) photographs of dollhouse-scale bathroom scenes from the 1970s

ジェニー・ホルツァー: Good Artists

Louise Nevelson
Louise Nevelson Luminous Zag: Night, 1971©mashupNY
  • リー・ボンデクー(Lee Bontecou) sculptural relief Untitled (1966)
  • ルイーズ・ネヴェルソン(Louise Nevelson) monumental wall sculpture Luminous Zag: Night (1971)
  • エイドリアン・パイパー(Adrian Piper) performative self-portrait The Mythic Being: Smoke (1974)
  • クリッサ(Chryssa) の60年代-70年代のネオン作品も展示される。

ジュリー・メレツ: Cry Gold and See Black

Francis Bacon
Francis Bacon Three Studies for a Crucifixion, March 1962© 2019 The Estate of Francis Bacon. All rights reserved / Artists Rights Society (ARS), New York/DACS, London
  • フランシス・ベーコン(Francis Bacon) Three Studies for a Crucifixion (March 1962)
  • ロメア・ビアーデン(Romare Bearden) gelatin silver print (photostat) Evening 9:10, 461 Lenox Avenue (1964)
  • ロベルト・マッタ(Roberto Matta) Years of Fear (1941)
  • デヴィッド・ハモンズ(David Hammons) body print Close Your Eyes and See Black (1969)

リチャード・プリンス: Four Paintings Looking Right

Georges Mathieu
Georges Mathieuほか©mashupNY
  • マーティン・バレ(Martin Barré)
  • コンラッド・マルカ・レリ(Conrad Marca-Relli)
  • ジョルジョ マチュー(Georges Mathieu)
  • 岡田謙三(Kenzo Okada)
  • 初期のビートルズメンバー、スチュアート・サトクリフ (Stuart Sutcliffe)のキャンバス画や、ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)も展示されている。

キャリー・メイ・ウィームズ: What Could Have Been

Joseph Beuys©mashupNY
  • ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys) Virgin (April 4, 1979)
  • フランツ・クライン(Franz Kline) Painting No. 7 (1952)
  • マーク・ロスコ(Mark Rothko) Untitled (Black on Gray) (1969-1970)
  • アナ・メンディエタ(Ana Mendieta) Silueta Series (begun in 1973)
  • マーティン・プーイヤー(Martin Puryear) Bask (1976)

以下の日程で、アーティストを招いたトークイベントが開催される。

  • 6/18: ツァイ・グオチャン
  • 7/30: ジェニー・ホルツァー
  • 9/24: ジュリー・メレツ
  • 10/8: ポール・チャン
  • 11/19: キャリー・メイ・ウィームズ
  • 12/17: リチャード・プリンス

Artistic License: Six Takes on the Guggenheim Collection
期間:5月24日より2020年1月12日まで
入場料金:25ドル(大人)、18ドル(学生、シニア)、
公式サイト:www.guggenheim.org
住所:1071 5th Ave, New York, NY 10128

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