バイデン氏は出馬見直しを、オバマ氏勝利の立役者が訴え

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オバマ元大統領の勝利を支えたことで知られる著名な政治コンサルタントが、バイデン氏は2024年大統領選で候補者に留まるべきかどうか、今一度考えるべきだと主張した。

選挙ストラテジストとしてオバマ氏を勝利に導き、ホワイトハウスで大統領上級顧問を務めたデイヴィッド・アクセルロッド氏は5日、X(旧ツイッター)に、ニューヨークタイムズによる世論調査の結果とともに、数々のコメントを投稿した。

その中で、今になって候補者を変えるにはリスクが伴い、予備選のキャンペーン開始までに残された時間はほとんどないと認めつつ、バイデン氏は自分が候補者になることが賢明であるか、自分や国家にとって最善の利益なのかを判断しなくてはならないと警告した。

共和党の候補中トップを独走するトランプ氏について、「危険で、錯乱した扇動政治家であり、ルール、規範、法律、制度、あるいは民主主義に対する厚かましい軽蔑」は大統領として失格だと述べた上で、「しかしながら、誤算のリスクを無視するにはあまりにも劇的だ」と、対トランプ氏で敗北する可能性に懸念を述べた。

また「民主党には多くのリーダーシップの才能があり、これから浮上する準備が整っている」と鞍替えを支持する考えを案に示した。

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ニューヨークタイムズとシエラ大学が実施した最新の世論調査で、バイデン氏は大統領選の鍵を握るとされる接戦6州(アリゾナ州、ジョージア州、ミシガン州、ネバダ州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州)のうち、5州でトランプ氏にリードを許した。2020年大統領選でバイデン氏はいずれの州でも勝利していた。

トランプ氏が黒人有権者の支持を伸ばすなど、これまでになかった変化もあり、タイムズは、もし来年の世論調査の結果が変わらなければ、トランプ氏が「勝利に必要な選挙人票270票を大きく上回る、300票以上を獲得する」可能性があると指摘した。

経済や移民、国家安全保障などの分野で、有権者の信頼が低下したほか、70%以上が、バイデン氏は大統領として効果的な仕事をするには高齢すぎると回答した。

アクセルロッド氏は「最大の懸念は、最大の障害が唯一変えられないものであるということだ」と述べ、「年齢の矢は一方向のみを指している」と加えた。