マンハッタンの高級コンドで男性のバラバラ遺体

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14日、マンハッタンのロウアーイーストサイドにある高級コドミニアムで、頭部や腕、足が切断された男性の遺体が発見された。

ニューヨークタイムズによると午後3時半ごろ、殺害された男性の妹が、遺体を発見した。妹は男性と連絡が取れなかったため、コンドを訪れたという。通報を受け駆けつけた警察官は、男性の胴体と、電源が差し込まれたままの電動ノコギリを発見した。この後、頭部と手足はアパート内で発見された。付近には複数のビニール袋があり、証拠を隠そうとしたような形跡があったという。

捜査当局は、犯人は遺体の解体中に、妹が正面入り口に到着したため、別の入り口から逃走した可能性があると同紙に語った。

近所でバーを営む女性は、被害者を発見したと思われる若い女性が、取り乱した様子で泣き叫んでいたと語っている。

被害者の男性は13日午後1時40分ごろ、建物のエレベーターを使用している。ニューヨークポスト紙によると、監視カメラには、犯人と思われる人物がバッグを持ち、男性とエレベーターを待つ姿や、共にエレベーターに乗り込んだ際、男性が当惑する様子が映っている。アパートに入る瞬間に、犯人が男性に攻撃する姿も確認されているという。当局は同紙に対し、被害者は33歳で、明らかに「殺人を目的としたもの」と語った。

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その後ニューヨークポスト紙は捜査関係者の話として、被害者はナイジェリア発のオートバイのスタートアップ企業ゴカダ(Gokada)のCEOで、ベンチャーキャピタリストのファヒム・サレー(Fahim Saleh)氏だと報じた。