米テスラの新EVトラック 窓割れハプニングも14万台受注

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米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者は23日、2日前にロサンゼルスのイベントで公開したピックアップトラック型のEV車「サイバートラック」について、これまでに14万6,000台の注文があったと発表した。

イベントで初披露した新型車は、マスク氏が以前、サイバーパンクのブレードランナーのようなものになると語ったとおり、SF小説に出てくるような近未来的デザインで、大きな歓声で迎えられた。

話題になったのはデザインだけではない。チーフデザイナーのFranz von Holzhausen氏が、窓ガラスの強度をアピールしようと鉄球を投げつけると、予想に反して割れてしまうというハプニングが起きた。

「ちょっと強すぎたかな。でも貫通してないでしょ。」と冷静を装うマスク氏。すかさずもう一度試してみたが、再び割れてしまった。

その後、マスク氏は割れた窓を背にプレゼン続行。フォードのF-150とのパワー対決映像では、ピックアアップトラックのベストセラーを上回る性能をアピールしたが、フォード陣営からは苦笑のツイートで迎えられた。

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北米フォードのプロダクト・コミュニケーション・マネージャーはミームを投稿。

サイバートラックの価格は39,900ドルから。生産は2021年の開始を予定しているという。