ブルックリンのコニーアイランドにある遊園地が9日、1年半ぶりに営業を再開する。デノスワンダーホイール遊園地とルナパークは昨シーズン、パンデミックの影響により、閉鎖を余儀なくされた。
ニューヨーク州のクオモ知事は2月、4月9日より入場者数を33%に制限し、屋外にあるアミューズメントパークの再開を許可すると発表していた。
施設内では、検温やマスクの着用を義務付け、ソーシャル・ディスタンスの確保が難しいアトラクションの運営は引き続き禁止する。
遊園地は、5月31日のメモリアルデーまで週末のみ(午前11時から午後6時)営業する。メモリアルデー以降は週7日間となる。
ルナパークは、6つの新たな子供用アトラクションを導入する。初日は午前10時に、ボードウォークで恒例のテープカットを行う。
レトロな木製ローラーコースター「サイクロン」の初乗りには、地元の医療従事者が招待される。さらに500人の医療従事者を無料チケットを提供すると発表している。
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歴史建造物に指定されている「ワンダーホイール」の観覧車は昨年、運営開始から100周年を迎えた。地域指導者によると、コニーアイランドが1年閉鎖されたことによる経済的損失は、1億ドル以上だという。
なお地元のマイナーリーグのチーム「ブルックリン・サイクロンズ」の開幕試合は、5月4日午後6時半に開催する。