カーディ・B サンダース上院議員と選挙運動でコラボ

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グラミー賞受賞ラッパーのカーディ・B(Cardi B)が、2020年米大統領選の民主党候補の一人、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員のキャンペーンビデオに出演することが分かった。
サンダース氏が、デトロイトで開催される民主党予備選候補者の討論会の前、CNNに明らかにした。

サンダース氏は、若者の投票は増えたが、まだ十分ではないとし、カーディ・Bと、学生ローンや、気候変動、最低賃金の引き上げなどに関する話し合いを行ったと述べた。
若者をターゲットにしたキャンペーンビデオは、デトロイトの黒人女性が経営するネイルサロン、TEN Nail Barで撮影された。

その後、カーディ・Bはインスタグラムで、サンダース氏とミーティングを行う様子をインスタグラムに投稿した。

「国をどう変えていくかに関する計画を分かち合ってくれたバーニー・サンダース上院議員に感謝します。」と述べ、数週間前にフォロワーから募集した民主党候補者に対する質問事項について話し合ったと明かした。そして、「経済、人種、全ての人々の社会正義のため、彼がどう戦いを挑むか注目しましょう。共にこの国を変革する若者のムーブメントを築き上げよう。私たちの候補者について学びましょう!」と呼びかけた。

カーディ・Bは今年1月、メキシコ国境の壁建費をめぐり、米政府予算の失効し、連邦政府機関が一部閉鎖された際、SNSでトランプ大統領を激しく批判している。

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4月には、雑誌GQで社会保障制度の給付金を受給できない高齢者の現状を非難し、ルーズベルト元大統領こそが「メイク・アメリカ・グレイト・アゲイン」だと語った。この声明に対し、サンダース議員もカーディ・Bは正しいとツイッターで述べた

先週日曜日に投稿した動画では、ユーチューバーやインフルエンサーに対し、私たちは若者を教育する影響力を持っていると述べ、「2020年はトランプが勝利する大きな可能性がある。私たちはそれを変えることができる。」と呼びかけを行うなど、政治的な発言を強めている。