大麻の年間消費量、ニューヨークがトップ、東京が8位に

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大麻製品に関する情報サイトCenter for Advancing Healthは、新たに発表した「2023年大麻物価指数」のなかで、大麻の年間消費量が最も多い都市はニューヨークであることを明らかにした。大麻が違法の東京は8番目に多い都市にランクインした。

消費量の統計は世界保健機関から得たとしている。

それによると、2021年に嗜好用大麻が合法化されたニューヨークの年間消費量は62.3トンで世界140都市中トップ。次いでオーストラリアのシドニー(違法)が45.8トン、ロサンゼルスが35トンで3位だった。

東京はカナダのトロント(合法)と並ぶ16.7トンだった。

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都市合法/違法1グラムあたりの価格年間消費量(トン)
1ニューヨーク米国合法12.5ドル62.3
2シドニーオーストラリア違法10.7ドル45.8
3ロサンゼルス米国合法8.3ドル35.0
4シカゴ米国合法11.4ドル24.9
5ローマイタリア違法12.2ドル21.9
6ヒューストン米国部分的10.1ドル18.5
7トロントカナダ合法7.3ドル16.7
8東京日本違法33.8ドル16.7
9プラハチェコ違法10.9ドル15.5
10ウィーンオーストリア違法10.8ドル15.0
年間消費量トップ10

一グラムあたりの価格は、東京が33.8ドルで最も高額だった。2位はアイルランドのダブリン(違法)で22.5ドル、3位はエストニアのタリン(合法)で22.1ドルだった。ニューヨークは22位で、12.5ドルとなった。

最も安いのはカナダのモントリオール(合法)で5.9ドル。2位はインドのバンガロール(違法)の6.0ドルだった。

米国内で最も高額な都市がワシントンD.C(合法)の19.1ドル、最安はポートランド(合法)で7.0ドルだった。