ビヨンセのツアー衣装にパクリ疑惑?日本人アーティストが主張

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歌手のビヨンセが、ツアー「ルネサンス」の衣装で日本人アーティストの作品を盗用した疑いが浮上している。

「セクシー・ロボット」シリーズなどのメタリックアートで知られる空山基(Hajime Sorayama)氏は11日、インスタグラムのアカウントで「よぅ、ビヨンセ、あなたは私に”正式に”お願いすべきだった。そうすればザ・ウィークエンドのようにもっとマシな作品を提供したのに」と投稿。自身の作品とビヨンセのコンサートの衣装の写真を添えた。

ビヨンセはコンサートで、耳の部分にアンテナのような尖ったバーが装着されたメタリックシルバーのヘッドピースを被っているが、空山氏が手がけたイラストにも類似した女性が描かれている。

ネットでは空山氏の主張に対し「明らかにパクリ」「10000パーセント参照している」「(デザインを)奪った」といった同意が寄せられた。

一方、ファンからは、「(1927年の映画)メトロポリスから着想を得た」「ティエリー・ミュグレーの衣装」といった主張、「2007年のBETアワードでも似た衣装を着用していた」といった指摘、「これまで(デザイナーの)ティエリー・ミュグレー、ゴルチエが同様のデザインを手がけてきた。あなただけが、アンドロイドの美を所有する者ではない」など白熱した議論が交わされている。

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空山氏はザ・ウィークエンドのほか、高級ブランドのディオールや高級腕時計のロジェ・デュブイ、プーマ、F1レーサーのルイス・ハミルトンとのコラボレーションでも知られる。

ザ・ウィークエンドは、デビュー10周年を記念して制作した「Echoes of Silence」のMVに空山氏を監督として起用している。昨年、ヨーロッパや南米で開催されたワールドツアー「After Hours Til Dawn」では、クロムの都市を背景にセクシー・ロボットの巨大像が登場した。

Mashup Reporter 編集部
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