表現が豊富すぎる?アメリカの食品の期限表示 2種類に簡素化

米国の食品流通業団体である食品マーケティング協会(Food Marketing Institute)が、食品の販売や消費に関する期限表示を「BEST if Used By」 と「USE By」の2つに簡素化する方針を発表した。

同団体の説明によると現在、パッケージに付されるラベルの表示方法は「Sell By」、「Use By」、「Expires On」、「Best Before」、「Better if Used By」など10種類ほどが存在する。安全な食品であっても、表示の日付を超えたという理由から消費者が廃棄してしまうなど、混乱のもととなっているという。

ユーズバイ

use by
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セルバイ

sell by
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エンジョイバイ!

enjoy by
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また、今回の2つの表示方法について、以下のように定義をしている。
「BEST if Used By」:表示された日付を超えても、食品の安全面では問題がないが、味や質が期待の通りではない場合がある。
(BEST If Used By” describes product quality, where the product may not taste or perform as expected but is safe to use or consume.)
「USE By」:腐敗しやすく、かつ(または)食品の安全性が時間経過に関係する製品に使用する。これら製品は表示された日付までに消費されなければならず、日付を超えた場合は廃棄しなければならない。
(“USE By” applies to the few products that are highly perishable and/or have a food safety concern over time; these products should be consumed by the date listed on the package – and disposed of after that date.)

表示方法の変更について、食品マーケティング協会とアメリカ保存食品製造業者協会(Grocery Manufacturers Association)が主導し、2018年の夏までに小売り店や食品会社に表示方法の適用を促していくという。表示方法の変更は消費者の食品廃棄量の減少につながるものだとしている。