NY市、発砲事件で17人負傷。警察高官「桁外れ」

ニューヨーク市では13日、15件の発砲事件があり、17人が負傷した。ニューヨークポスト紙が報じた。このうちブルックリンでは10件の発砲が起き、12人が負傷した。マンハッタンで2人、その他の自治区で各1人が撃たれた。

ある警察関係者は「週末も発砲は多かったが、月曜は桁外れに多い」と同紙に語った。ブルックリンのカナーシー(Canarsie)では、15分おきに3件の発砲が起き、7人が負傷した。このうち5人は公共住宅(NYCHA)付近で撃たれたという。全員命に別条はない。

マンハッタンでは、イーストハーレムの公営住宅ジョージ・ワシントン・ハウス(George Washington Houses )で、17歳の少年が銃撃を受け、搬送先の病院で死亡が確認された。この付近でも、1人が銃撃を撃け、負傷した。

日曜夜には、ブルックリンのベッドスタイの公園で、ストローラーの中にいた1歳の男児が銃で撃たれ、死亡する事件があり、地元住民に不安が広がっている。

ダーモット・シェイ警察委員長は地元テレビ局NY1で、銃暴力を防ぐため地域指導者の力が必要だと語った。
デブラシオ市長は発砲事件が増加したことを受け、犯罪が多発するハーレムで警備を強化すると発表。先週末、警察官と地域指導者が協力し、20カ所以上のストリートやNYCHA近辺のパトロールを行った。

ニューヨークタイムズによると、7月5日までに市内で起きた発砲事件の件数は585件で、前年同時期の381件より50%以上増加した。このペースが続いた場合、過去3年間で初めて800件以上になる可能性がある。