バズーカ砲?空港検査で驚きの兵器が発見

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バズーカー砲のような形をした武器が、テキサス州の空港で押収された。

米運輸保安庁職員(TSA)は16日、サン・アントニオ国際空港で、預け入れ手荷物の中から未申告の「84ミリ口径兵器」が発見されたとツイートした。

ニューヨークポスト紙によると、「M3 カールグスタフ」に類似した銃器で、戦車を破壊できるほど強力だという。厳格な身元調査が必要となるが、テキサス州では合法的に所有することができる。

TSAは預け手荷物に限り、銃器の機内への持ち込みを許可している。ただし、預ける前に空港で申告する必要があるという。また、弾を抜き、ハードケースの中に収納しなければならない。

TSAの報道官は、地元テレビ局KENS5の取材に「今回の発見は、ルールを無視してこのような銃器を持ち込もうとする乗客に対する、真の警告となった」と語っている。

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銃は、発射の際に1人が抱え、もう1人が装弾するなど、2人で運用する巨大なサイズで、この類の武器が空港で発見されるのは「めったにない」という。

サン・アントニオ警察に受け渡され、持ち込んだ乗客に対する捜査が行われる予定だという。

©Wikipedia

機内持ち込み用バッグで、銃器が発見されるケースは増加傾向にある。TSAによると、2022年には6,500個が見つかった。トップ10の中には、テキサス州にある空港が3つ(オースティン、ダラス、ヒューストン)が含まれているという。