水曜日, 7月 22, 2026

SpaceX IPO直後、米議員5人が株購入 ピーク圏での取引も

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Rocket and Capitol Hill

上場間もないスペースX(SPCX)の株式を取得した連邦議会議員は、少なくとも5人となった。

新たに公表されたSTOCK法に基づく取引開示によると、ウィリアム・ティモンズ下院議員(共和党・サウスカロライナ)は6月15日、スペースX株を5万1〜10万ドルのレンジで購入した(開示は金額帯で示され、最大で10万ドル規模となる可能性がある)。

今回の開示で最大の注目点は、ティモンズ氏が個別株を購入したのは2021年以来である点だ。同氏の2021年の開示を確認すると、購入していたのはいずれも分散型のETFや投資信託商品だ。分散投資を志向していた同議員が、約5年ぶりに個別企業の株式、それもIPO直後のスペースXを選んで購入した点は、関心を集める。

株価はピーク圏で購入、その後IPO価格を割り込む

スペースXは6月12日にNASDAQへ上場し、公開価格135ドルを上回る150ドルで取引を開始した。ティモンズ氏が購入した6月15日の終値は192.5ドルで、取引時間中には225.64ドルまで上昇する場面もあった。株価はその後下落基調をたどり、7月17日にはIPO価格を下回った。7月21日の終値は123.54ドルとなっている。

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つまりティモンズ氏の購入タイミングは、上場後の株価がピークに近い水準にあった局面と重なる。

特集:米議員たちが密かに買い増している5銘柄

SpaceX株を取得した議員は5人

STOCK法に基づく開示から、スペースX株の取得が確認できる下院議員は以下の5人となる。

  • 6月12日 ジョン・ジェームズ下院議員(共和党・ミシガン) $1万5,001〜$5万
  • 6月15日 ジョン・マクガイア下院議員(共和党・バージニア) $1,001〜$1万5,000
  • 6月15日 ダニエル・ミューザー下院議員(共和党・ペンシルベニア) $1万5,001〜$5万
  • 6月15日 ウィリアム・ティモンズ下院議員(共和党・サウスカロライナ) $5万1〜$10万
  • 6月18日 ギルバート・シスネロス下院議員(民主党・カリフォルニア) $1,001〜$1万5,000

共和党が4人、民主党が1人と超党派にまたがるが、購入時期は上場直後から株価ピーク前後の1週間程度に集中している。

委員会所管との重なり

スペースXは国防総省や米宇宙軍向けの契約を担う主要企業であり、購入議員の委員会所属との関係も見逃せない。マクガイア、シスネロス両氏は下院軍事委員会に所属する。

ティモンズ氏も、下院監視・政府改革委員会で軍事外交小委員会の委員長を務めており、同委員会は国防・安全保障分野の政府活動を監督する立場にある。加えて金融サービス委員会ではデジタル資産・金融科技・人工知能小委員会にも所属し、金融規制の観点からもテクノロジー企業の動向に関与し得る立場だ。

今後の焦点

上場から1カ月余りでIPO価格を割り込んだスペースX株だが、上場直後からピーク圏にかけて複数の議員が相次いで株式を取得していた実態が開示から浮かび上がった。議員の株式取引開示は今後も引き続き注目される可能性がある。

議員の個別の株取引動向はcapitolowl.comで追跡中。