メラニアは笑わない?替え玉説が再浮上

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Joey Sussman / Shutterstock.com

“あれ、これ誰?” テキサスの洪水被災地を夫とともに訪れたメラニア夫人をめぐり、SNSがざわついている。

あるXユーザーは「これ偽物のメラニアじゃない?顔が違う。帽子でシワも隠してるし。本物のメラニアは絶対しゃべらないのに、なんでスピーチしてるの?しかも笑った。本物はトランプを見るとき絶対笑わないのに」と主張。

別のユーザーは、トランプ氏と仲良さげに歩く姿を見て「やっぱり偽物だ。飛行機まで歩くとき、彼の背中に腕を回してた」とコメントした。このほかにも「このメラニアはブロンドのハイライトがたっぷりだ。本物はそんなハイライトは入ってなかった。最近入れたなら別だけど」と髪色を指摘する声や、「身長が低すぎる」といった観察も。

一方、「冗談はやめろ、被災者に失礼だ」とたしなめるユーザーもちらほら。SNSの良心、まだ絶滅していない。

かつて災害現場にハイヒールで登場し、全米からツッコミを受けたメラニア夫人。今回は黒いキャップを深くかぶり、グリーンのジーンズにベージュのジャケット、足元はコンバース。完全に「災害現場仕様」だ。

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被災地の集会では、約1分間のスピーチを行い、尊い命を失った遺族に哀悼の意を表した。

「美しい若い命を失ったすべての親御さんに、心からお悔やみを申し上げます。そして、地域社会の皆さん、愛する人を失ったすべての方々に、心からお悔やみを申し上げます。私たちは皆さんと共に悲しみ、国全体が皆さんと共に悲しんでいます」。

実はこの「フェイク・メラニア」説、今に始まった話じゃない。夫婦の不仲説と並んで何度も浮上している。

2017年、シークレットサービスの訓練施設を夫婦で訪問した際、トランプ氏が「私の妻メラニアは、たまたま今ここにいます。」と紹介したところ、「本物だと信じ込ませようとしてるのが怪しい」と疑われ、替え玉説が拡散。

2019年にはアラバマ州の竜巻被災地で、鼻や口元が違う、身長が低い(珍しくフラットシューズを履いていた)、などなど再び騒ぎに火がついた。

ちなみにトランプ氏の元弁護士、マイケル・コーエンは以前、影武者がいるのは本当で、実際に彼女の妹が選挙活動で彼女に代わって行動することもあると主張したことがある。

トランプ政権第1期でホワイトハウス報道官を務めたアンソニー・スカラムーチ氏によれば、トランプ氏に対してより愛情深い様子が見られる場合、それは替え玉なんだとか。