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チャーリーシーン主演映画「ナインイレヴン」に米メディアが酷評

9月8日よりチャーリー・シーン主演の映画『ナインイレヴン 運命を分けた日』(9/11)の公開が全米でスタートした。

映画は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件で崩壊したワールドトレードセンターのエレベーター内に閉じ込められた人々を想定した話で、パトリック・カールソン(Patrick Carson)による2011年の舞台を元に脚本が描かれた。(公式サイトでは、閉じ込められた人々は、実在の人物ではないと説明している。)
ストーリーは、エレベーター内の5人と管制室のスタッフ(ウーピー・ゴールドバーグ)とのやりとりを中心に、ワールドトレードセンターに飛行機が衝突する瞬間など、実際のニュース映像を重ね合わせながら展開する。

映画は、事件発生からちょうど16年目の9月11日の直前に公開されたが、映画レビューサイト、ロッテントマト(Rotten Tomato)では、レビューを寄せている批評家は僅か9名で、レビューポイント11%となっている(9月16日現在)。また、週末の興行収入は、425シアターで17万ドル(約1870万円)。

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エンタメ情報誌ハリウッドレポーターは記事の中で、「映画9/11は、アメリカで起きた最も悲惨な事件に対する敬畏を身にまとった、安っぽいパニック映画だ。」と作品の質を批判し、ニューヨークの地元紙amNewYorkは「ワールドトレードセンターのテロ攻撃を、こういった低レベルのエンターテイメントのバックグラウンドに使用するのは、道徳心を伺う。」と疑問を投げかけ、「もし911関連の映画を作ろうとする映画監督は、9/11を見て、全く逆のことをすればよい」と締めくくっている。
予告編が公開された7月には、一般の人からも「こんな映画一体誰が見たいの?」、「チャーリーとウーピーがニューヨーク出身なのに、こんな映画に出るなんて信じられない」など疑問を呈する声も相次いでいた。

チャーリーシーンのキャスティングについて、不適切とする見方も多い。チャーリーシーンは過去に、テロ陰謀論者のアレックス・ジョーンズ(Alex Jones)のラジオショーで、陰謀説に賛同を示し、「カッターナイフを持った19人の素人が、4機の飛行機を乗っ取り、75%の標的に衝突できたということについては、何らかの陰謀を感じる」と発言している。また、9月のハリウッドレポーターのインタビューでは、「私だけが唱えているわけではないが、この意見で多くの批判を受けていることは知っている」「私は9/11の陰謀説を思いつきで言っているのではなくて、同様の疑問を持つ、私よりも賢くて、経験に富んだ人々の発言を、繰り返し話しているだけなのだ。」と、自身の見解に変更がないことを示した。

一方、出演の動機については「長いこと遠ざかっていた、ドラマティックなものを演じる機会だと思っていた。」「若い世代は、コメディ以前に、僕の出演した作品を知らないから、彼らは、他に引き出しがあるってことがわかる」と語り、役者として再起の意気込みを述べている。また、「特別な状況に置かれた人々に焦点を当てることで、何か伝えられる可能性があると思っている」と、陰謀論との関係がないことを示した。

また、マルティン・ギギ監督は起用について、これまでのチャーリー・シーンの発言を知っているとしながらも、「決定のプロセスになんら影響を与えなかった」と発言。1987年の映画『ウォール・ストリート』(Wall Street)を演じたチャーリー・シーンを、実業家のジェフリー・ケージ役にぴったりだと考えていたという。

あらすじ

9月11日、ウォール街の実業家として成功をおさめたジェフリーケージ(チャーリー・シーン)は、妻のイヴ(ジーナ・カーション)とともに、離婚手続きのためにワールドトレードセンターにあるの弁護士事務所を訪れた。しかし、妻ともう一度やり直したいと思っているジェフリーは、説得に応じることができない。書類へのサインを見送り、二人はエレベーターへと乗り込む。ところが、エレベーターは数人が乗り降りした後、突然停止をしてしまう。中にいるのは5人。夫婦と、バイクメッセンジャーのマイケル(ウッド・ハリス)、ティナ(オルガ・フォンダ)、ビルの作業員のエディ(ルイス・グズマン)。しばらくすると、エレベーターの明かりが戻る。エディは管制室のメッツィー(ウーピー・ゴールドバーグ)と連絡を取ろうとするが、インターコムが繋がらない。5人の不安は次第に深まっていく。ようやく管制室との連絡が復旧し、意外な事実を告げられる5人。そして、2機目がビルに衝突。エレベーター落下に向けて秒読みが始まる。果たして5人の運命は。

ナインイレヴン 運命を分けた日 トレーラー


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