WTCコートランドストリート駅 17年ぶりに再オープン

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2001年米同時多発テロによるビル倒壊によって埋没し、工事中となっていた1番線のWTCコートランドストリート(WTC Cortlandt Street)駅が、8日、約17年ぶりにオープンした。

WTCコートランドストリート駅
©mashupNY

白で統一されたプラットフォームの壁には大理石を使用。モザイクの壁をデザインしたのは、アーティストであり、オハイオ州立大学教授のアン・ハミルトン(Ann Hamilton)氏で、「コーラス」(Chorus)と名付けらている。
壁には、アメリカ独立宣言と国連世界人権宣言の一節が使用された。

駅は、車椅子の人でも使用することができ、電光掲示版で電車の到着時間が把握できる。工事費用は、1億8,180万ドル(約200億円)とされる。

WTCコートランドストリート駅
©mashupNY

新たな駅は、ワールド・トレード・センター・トランスポーテーション・ハブの一部となり、総工費40億ドル(約4,400億円)をかけて完成したOculus(オキュラス)を経由して、フルトンストリートトランジット・センター(Fulton Street transit center)駅や、E線のワールドトレードセンター(World Trade Center)駅、R線のコートランドストリート(Cortlandt Street)駅など接続する。

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