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ルイジアナ州ケナー市長 ナイキ製品の市の購買を禁止

ナイキが「JUST DU IT」30周年のキャンペーンCMを公開した同日、ルイジアナ州ケナー (Kenner)市のベン・ザーン3世(Ben Zahn III)市長は、ブースタークラブと呼ばれる後援会や、レクリエーション局でナイキ製品の購入や使用を禁じる通達を出していたことが明らかとなった。

ナイキは、NFLのシーズン開幕に合わせ、元サンフランシスコ・49ersのクオーターバック、コリン・キャパニック(Colin Kaepernick)選手らを起用したキャンペーンを展開している。

キャパニックは、2016年、NFL公式戦の国歌斉唱の際、起立を拒否し、膝をついたことで知られる。この行為は、警察官による黒人への暴力に対する抗議を示したもので、その後、他のチームの選手に波及した。米国内でも賛否両論を巻き起こし、トランプ大統領が、NFLオーナーに膝をつくのをやめ、国旗に敬意を払うよう非難する事態へと発展した。

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市の公園レクリエーション局(Parks and Recreation Department)のチャド・ピットフィールド(Chad Pitfield)局長に向けたメモには、市長の署名入りで、市のレクリエーション施設が運営するブースタークラブで購入する服やシューズ、用具などのナイキ製品購入及び使用には、局長の了承を必要とすることのほか、「どのような状況であれ、すべてのナイキ製品を、ケナー市のレクリエーション施設における使用や配送のために購入することを禁じる。」と記されており、通達は、即時効力を有するとされている。

CNNによると、メモは内部向けだったが、ソーシャルメディアでシェアされ、先週末まで、その存在を知らなかった市議会議員のメンバーの手にも渡ったという。

ジョージ・キャロル(Gregory Carroll)市議会議員は、自身のfacebookページに「この決定には100%反対する」とし、「撤回のため、市長と他の市議会議員と面談する予定だ。」と市民に向けてメッセージを投稿した。

市長は声明を発表

ザーン市長は10日、明らかとなった内部メモに関し「ナイキが、強力な意見を、政治的な道具に利用している間は、市の納税者から利益を得ることができないようにするため」と声明で述べた。
「市は、企業や個人が、政治的な立場や、政策、主義などをプロモーションするために、市民の税金を投入させることはできない。皆に対する公平さの問題としての、私の見解だ。」としている。また、ナイキの服を着用することは認めると述べている。

CNNによると、ザーン市長は、市のイベントで、膝をつくNFL選手を非難する発言を行っていたという。

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