「白人は嫌いだ」バス乗客に暴行の少女2人、ヘイトクライムで逮捕

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27日、ニューヨークのバスの車内で57歳の白人女性に、人種差別的な発言をし暴行を加えたとして、15歳と16歳の少女が逮捕、ヘイトクライムの暴行およびハラスメントの罪で起訴された。

事件があったのは今月7日、少女らはクイーンズを走行中のバスの車内で、ジル・ラクロー(Jill LeCroix)さんの頭部を殴り、3針縫うけがを負わせた。

ニューヨークポスト紙の報道では、少女の1人が最初「おまえはトランプのことが好きなんだろう?」と尋ね、ラクローさんが「そうよ」と言い返すと、「白人は嫌いだ」「話し方や肌の色が嫌いだ」など差別的な言葉で罵った。

ちなみにラクローさんは車内で、唯一の白人だった。ウッドヘブンにある墓地の前をバスが通りすぎる際、少女らは「ここがお前を葬り去る場所だ!」「すべての白人には、天罰が下るべきだ!」などと叫び、暴力をふるったという。

当初3人組と報じられていたが、1人はまだ拘束されていない。

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