「白人は嫌いだ」女3人組がトランプ支持者に暴行、ヘイトクライムで捜査

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NYPD

9日、ニューヨークで3人組の女が、57歳の白人女性に人種差別的な発言をしたうえ、頭部を殴ってけがをさせる事件があった。ヘイトクライムの可能性があるとして、ニューヨーク市警察の憎悪犯罪部門が捜査に着手している。

ニューヨークポスト紙によると、クイーンズを走行中のバスの中で、緑色の髪の女が「おまえはトランプのことが好きなんだろう?」と尋ねてきたため、被害者の女性が「そうよ」と言い返した。すると「白人は嫌いだ」「話し方や肌の色が嫌いだ」など差別的な言葉で罵り始めたという。

女性はこのバスの車内で、唯一の白人だった。ウッドヘブンにある墓地をバスが通りすぎる際、女らは「ここがお前を葬り去る場所だ!」「すべての白人には、天罰が下るべきだ!」などと叫び、暴力をふるった。

女性は頭部を切り、3針縫うけがを負った。なお女性には、異人種間の子ども3人のほか、5人の孫がいるという。ポスト紙に「どうかしている」と事件の衝撃を語った。

ニューヨーク市警察は3人組の写真を公開し、情報の提供を求めている。年代は、10台後半から20代前半とみられている。

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