米英仏がシリアを攻撃 トランプ大統領が発表

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トランプ大統領は、13日(金)、シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑を受け、精密爆撃を命令したことを発表した。

イギリスとフランスも攻撃に参加する。

トランプ大統領は「虐殺は、残酷な(アサド)政権により繰り返し行われる化学兵器の使用が著しくエスカレートしていることだ」と述べ、「化学兵器の生産と拡散、使用に対し、強固な抑止を確立する」ためであり、「アメリカの国家安全保障に不可欠である」と攻撃の理由を語った。

また、アサド体制を支援し、武器や資金援助を行うロシアとイランを「責任」があると非難し、「野蛮な圧制者や残忍な独裁者を助長するような国は長く栄えることはできない」と述べた。
さらに、「2013年にプーチン大統領は、シリアの化学兵器の廃絶を世界に約束した。」とし、アサド政権による攻撃と今回の米の攻撃は「ロシアが約束を守れなかったことによる結果である」と語った。
「ロシアはこの暗い道のりを取り続けるのか、安定と平和を推し進める文明国の仲間入りを果たすのか決断しなければならない」と述べ、「願わくば、いつの日かロシアと良い関係になりたいが」とプーチン大統領にメッセージを述べた。

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攻撃は既に行われており、ダマスカス(Damascus)の化学兵器工場から煙が上がる様子が撮影されている。