米南部でトルネード多発 少なくとも22人死亡

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3日、米南部で多発したトルネードにより、少なくとも22人が死亡した。ABCニュースによると、大きな被害を受けたモンゴメリーより約100km北部のアラバマ州のリー郡(Lee)では、今後死亡者が増える可能性があると予想している。

単独のトルネードによる死者数としては、2014年4月にアーカンソー州ヴィロニア(Vilonia)で発生したトルネード以来、最悪となる。

USA todayによると、ストーム予測センターの予備データでは、26のトルネードが観測されている。
バーミングハムの国立気象局(NWS)によると、最初のトルネードがリー郡に上陸した時、少なくともハーフマイル(約800m)の範囲で、風速60メートル(135m/h)から74メートル(165m/h)の強風が吹いていたという。
リー郡の危機管理局は、ストームの後、約150人のファーストレスポンダーが駆け付けたと発表した。
イーストアラバマ医療センターには、40人以上の人が搬送されたという。
アラバマ州とジョージア州では、トルネードの影響により35,000世帯以上が停電していると、AccuWeatherは報じた。

ソーシャルメディアには家が倒壊し、柱や壁が飛び散っている様子や、木が屋根を突き破るなどの写真が投稿されている。


ジョージア州ワーナーロビンズから観測されたトルネード

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