ユダヤ教礼拝所の会長が刺され死亡、ミシンガン州

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ミシガン州デトロイトにあるシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)の会長が、刺殺される事件が発生した。

地元メディアによると死亡したのはサマンサ・ウォールさん(40)。21日午前6時30分ころ、自宅の外で複数箇所を刺され死亡しているのが発見された。

警察は、血痕が自宅まで続いていることから、犯行は建物内で行われたとの見方を示している。

ウォールさんは、昨年から1921年創設の「アイザック・アグリー・ダウンタウンシナゴーグ」の会長を務めていた。シアンゴーグのラビはFacebookページに「予期せぬ死」に「衝撃を受け、悲しんでいる」と述べ、「情報が入り次第、さらに詳しくお伝えする」と投稿した。

またデトロイトのイスラム・ユダヤ人フォーラムの創設するなど、双方のコミュニティーの良好な関係構築にも尽力していたという。

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政治家との関わりも強く、エリッサ・スロットキン下院議員(民主党、ミシガン州)の元スタッフで、ダナ・ネッセル司法長官の選挙陣営で上級スタッフを務めたことがあった。

デトロイトのマイク・ダガン市長は「偉大な若い指導者の1人」を失い、衝撃を受けていると声明を発表した。数週間前に新しく改装されたダウンタウンシナゴーグの落成式で喜び共有したばかりだったと明かした。

犯行がハマスとイスラエルの紛争に端を発したものかなど、詳細は明らかにされていない。警察は現時点で動機を特定しておらず、事実が明らかになるまで結論を急がないよう呼びかけている。