米スターバックスのホリデーカップ。2019年は「メリー・コーヒー」

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starbucks holiday
©mashupNY

米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)は7日、毎年恒例のホリデーカップを発表した。今年のカップは4種類。クリスマスをイメージしたポルカドットやキャンデーストライプに、「メリー・コーヒー」(Merry Coffee)の文字が描かれたポップなデザイン。

Starbucks

スターバックス広報担当者は、今年のカップについて「メリー・コーヒーは、楽しくお祭り気分にする表現だ。顧客がホリデードリンクを一口飲んだ時に、そう感じてくれるのを願う。」と語った。
初日は、ホリデードリンクを注文した顧客にレッドのリユーザブルカップをプレゼントした。1月6日まで、午後2時以降に同カップを持参し、グランデサイズのホリデードリンクを注文すると50セントの割引が得られる。(北米店舗限定)

2015年には「クリスマス戦争」が勃発

スターバックスは1997年以来ホリデーカップを毎年発表している。2015年のカップは、赤一色にセイレーンのロゴが入った、ホリデーにしてはややシンプルなデザインだった。そのため、一部の顧客からは「キリストとクリスマスを取り去った。」として非難の声が上がり「クリスマス戦争」と物議を醸した。当時は大統領候補だったトランプ氏もスターバックスをボイコットすべきだと述べた。

「クリスマス戦争」と話題となった2015年のデザイン

なお、米国では、多様な宗教観に配慮し「メリー・クリスマス」という挨拶を避ける傾向が強まっているが、トランプ大統領は2017年「メリー・クリスマス」を復活させようとツイッターで呼びかけ話題となった。