プーチン大統領はどこ?政府専用機がモスクワを出発

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ロシアの民間軍事会社「ワグネルグループ」が南部ロストフナドヌにある軍事司令部を掌握したことを受け、プーチン大統領はテレビ演説を行い、「裏切り」に「厳しい」措置を講じると警告した。

軍上層部への批判を公に展開してきたワグネルのトップ、プリゴンジン氏は、23日からテレグラムに音声やビデオの投稿を続け、その中で、ワグネルのキャンプにロシア国防省が攻撃を加えたと主張。「国防省に譲歩して、武器を明け渡し、祖国をいかに守るかについて解決策を見出す用意があったが、この卑劣な連中は、落ち着かなかった」と非難し、「なぜこのような混乱が起きているのか、解明するつもりだ」と宣言した。「やる気のある者」はワグネルに加担するよう訴えた。

現地の24日朝に投稿したビデオでは、ロストフナドヌの軍司令部をにいるとし、軍事施設を管理下に置いたと発表。ウクライナの戦闘では、ロシアの膨大な領土が失われ、軍指導部に報告されているよりも数倍の兵士が死亡していると述べた。

https://www.youtube.com/watch?v=FrYIG4hZW6w

これに対して、プーチン大統領は、「裏切り」「反逆」行為だとして、「このような脅威からわれわれが祖国を守るための行動は、厳しいものになろう」と警告。「反乱を準備したすべての者は、避けられない罰を受けるだろう」と容赦しない姿勢を示した。

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