NY州 電子たばこで初めての死者。ブロンクスで17歳が死亡

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ニューヨーク市ブロンクス在住の17歳の少年が、電子たばこに関連する肺疾患で死亡したことが分かった。8日、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)州知事が明らかにした。ニューヨーク州で電子たばこによる死亡は初めて。全米で最年少の死亡事例となる。

少年は、9月に電子たばこに関連する肺病で2回入院し、今月4日ブロンクスの病院で死亡した。
クオモ州知事は会見で「電子たばこは公衆衛生の危機だ。若者に影響を及ぼし、若者をターゲットにしている。連邦政府が早急に対策を取る必要がある、大統領が行動すべきだ。その前に何人死ぬか分からない。」と政府に対応を求めた。

ニューヨーク州保健局によると、これまでに110人の症例が報告されており、年齢は14歳から69歳にわたる。

全米の死者数は23人に

CBSニュースによると、これまでに電子たばこに関連した患者数は約1,100人、死者数は23人に達した。先週ニュージャージー州でも初めての死者が出た。
3日の段階では、米疾病予防管理センター(CDC)は死者数を18人、患者数は1,080人と発表している。同センターのアン・シュチャット(Anne Schuchat)副所長は会見で、件数データは「ピークに達したことを示唆するものではない。」と、増加傾向が続く見方を示していた。