メトロポリタン美術館 企画展「Play It Loud」ロック史に輝く貴重な楽器を展示

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メトロポリタン美術館は8日、ロックン・ロールの楽器に焦点を当てた特別展「Play it loud : Instrumental of Rock & Roll」をスタートした。

企画には、ロックの殿堂が協力。有名アーティストが愛用した130点の楽器を展示する。ジミ・ヘンドリックスが装飾し、1967-1969年に使用したギブソン・フライングV「Love Drops」、エリック・クラプトンの愛器「ブラッキー」、エディ・ヴァン・ヘイレンの「フランケンシュタイン」、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアの「ウルフ」、ジョーン・ジェットの「メロディ・メイカー」、ザ・フーのドラマー、キース・ムーンの「ピクチャー・オブ・リリー」ドラムセットなど、ロック史に燦然と輝くアーティスト達の名器を展示する。

キース・ムーン「Pictures of Lily」Photo Credit: Metropolitan Museum of Art

このほか、チャック・ベリー、エルビス・プレスリー、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェル、パティ・スミス、キース・リチャーズ、ジョン・レノン、リンゴ・スター、ジミー・ペイジ、プルース・スプリングスティーン、プリンス、レディ・ガガなど、新旧アーティストの楽器を展示。楽器を通じて、20世紀最大のアートムーブメントの世界を探求する。

Photo Credit: Metropolitan Museum of Art

Play It Loud: Instruments of Rock & Roll

場所:メトロポリタン美術館 1階ギャラリー199
1000 5th Ave, New York, NY 10028
期間:2019年4月8-10月1日
「Play It Loud」公式ページ

メトリポリタン美術館では、開催を記念した特別本「Play It Loud」($50.00)を出版。写真やジャーナリストによるエッセイ、研究者らの対談を通じて、ロックサウンドの進化に迫る。

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Play It Loud: Instruments of Rock & Roll