米ラッパー マック・ミラーさん26歳で死去

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ラッパー マック・ミラー 死去
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ラッパーのマック・ミラー(Mac Miller、本名マルコム・マックコーミック)さん(26)が、7日、カリフォルニア州サンフェルナンド・バレー(San Fernando Valley)の自宅で死去した。
死因は薬物の過剰摂取によるものだという。TMZが警察当局より入手した情報によると、昼頃、男性の通報を受け、駆け付けた救急医療隊員によって、その場で死亡が確認された。

ミラーさんは、何年も薬物依存に悩まされていたという。複数のインタビューで15歳からコカインなどの薬物を摂取していたと明かしている。
歌手のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)さんと約2年間交際していたが、今年5月に破局。(アリアナ・グランデさんはその後、SNLのピート・デヴィッドソン(Pete Davidson)と婚約を発表)
破局した1週間後に、ミラーさんは、飲酒または薬物を摂取した状態で運転し(DUI)、人をひき逃げしたことで、逮捕された。その際、グランデさんはツイッターで「どうか体に気をつけて。」とメッセージを送っている。

ミラーさんは、2011年にリリースしたデビューアルバム「Blue Slide Park」は、全米ビルボード200にて初登場1位を記録するヒットとなった。2018年8月には5枚目となる新作アルバム「Swimming」をリリースしていた。
来月からツアーの開始も予定しており、死亡が発見される12時間前には、自身の新曲「So It Goes」を流したターンテーブルの映像を、インスタグラムのストーリーに投稿していた。

死亡の1日前に掲載されたVultureのインタビュー記事では、うつ病で苦しんででいたことや、有名になることでプレッシャーを感じていることなどを告白していた。