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マイケルジャクソンによる性的虐待疑惑映画「Leaving Neverland」米国でオンエア

3日、故マイケル・ジャクソン氏による児童性的虐待を告発するHBOドキュメンタリー「Leaving Neverland」パート1が米国で放映された。

同作品は、被害者を名乗る男性2人の告白を元に製作され、ダン・リード(Dan Reed)氏が監督を務めた。今年1月のサンダンス映画祭でプレミア上映され、大きな物議を醸した
その後マイケル・ジャクソン財団は、疑惑を全て否定し、HBOを提訴している。

パート1の放映後、一般の人々からは「不快感を覚える」、「胸が張り裂ける」など衝撃の内容に驚く声が上がったほか、(過去の裁判によって)「彼は無罪だ」、「マイケルジャクソンの死を利用した」など、告発者や番組を非難する声が上がった。

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マイケル・ジャクソン財団は、ドキュメンタリーではなく、キング・オブ・ポップの真の姿をコンサート映像で見ようと投稿した。

ドキュメンタリーの内容は?

パート1では、2人の少年とその家族が、名声やショービジネスを通じ、どのようにジャクソン氏に取り込まれていったかが主張された。

告発者の1人、ウェイド・ロブソン(Wade Robson)さん(36)は、現在振付師として活躍する。1987年に地元オーストラリアのダンス競技で優勝した後、ジャクソン氏に出会い、その後ロサンゼルスに移住した。

もう1人の男性、ジェームズ・セーフチャック(James Safechuck)さん(40)は、10歳の時、ジャクソン氏が出演したペプシのCMに出演した後、ツアーを共にした。

2人は、動物園や遊園地、映画館などを備えたマイケルさんの自宅「ネバーランド」(The Neverland Ranch)で、性的虐待が行われたと証言する。

NYタイムズは、ドキュメンタリーは「マイケル・ジャクソンのレガシーを新たに作り変える可能性のある不快な詳細な内容が含まれる。」としている。

裁判では無罪に

ジャクソン氏は生前、別の少年2人に対する虐待疑惑で捜査対象となっている。1993年、ジョーディ・チャンドラー(Jordy Chandler)さんの父親からの訴えに関しては、和解が成立している。
2005年、ギャヴィン・アルヴィーゾウ(Gavin Arvizo)さんが訴えた裁判では、無罪判決が下された。

今回ドキュメンタリーに出演した2人は、これらの裁判で、ジャクソン氏から虐待は受けていないと証言を行っている。
この件に関し、2人は虐待が明るみに出た場合、彼らが刑務所行きとなり、人生が破滅するだろうとマイケルさんから教え込まれたと番組で語っている。

ジャクソン家はHBOを提訴

ジャクソン家と財団は、「映画の製作スタッフは真実に興味がない。偽証者とその家族側のインタビューによって製作した。」と非難している。

先月、ジャクソン財団の共同遺言執行者は、HBOと親会社のタイムワーナー(Time Warner)を1億ドル(約110億円)で訴えた。ドキュメンタリーの放送は、1992年のルーマニアでのコンサート放送前に署名した契約の非誹謗条項に違反すると、主張している。
訴えに対し、HBO側は放送予定に変更はないと発言してきた。

業界の反応

USATodayによると、テレビや映画業界の意見も分かれた。

女優のロージー・オドネル(Rosie O’Donnell)氏は、「頭から離れません。」と衝撃を受けた旨をツイート。「誰が、7歳の少年を大人の男性と一緒にいさせるのでしょう。母親として理解できない。」と述べた。

女優のローズ・マッゴーワン(Rose McGowan)氏は、告発者を自身のトークショーに呼んだオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)氏と、ドキュメンタリーに携わった人々を勇敢であると称えた
ジャクソン5のメンバーでマイケルさんの兄、ジャーメイン・ジャクソン(Jermaine Jackson)さんは、「ドキュメンタリーを額面通り受け止め、盲目的である」としてウィンフリー氏を非難している。

テレビパーソナリティのウェンディ・ウィリアムズ(Wendy Williams)氏は、「ドキュメンタリーの言葉は一つも信じられない。」としてマイケル・ジャクソンを擁護した。

過去に(とある男性から)児童虐待を受けた経験があると公表しているコリー・フェルドマン(Corey Feldman)氏は、「全て私が経験したことと同じだ。」とツイッターで述べた。

HBOの番組で司会を務めるビル・マー(Bill Maher)氏は、訴訟沙汰になりながらも放映を決意した、HBOのリチャード・プレプラー(Richard Plepler)元CEOについて「これまでの中で最高のボスだ。」と賞賛した。

プロデューサーのジャド・アパトー(Judd Apatow)は、(ドキュメンタリーの衝撃から)「回復するには日数を要する」と視聴後の感想を述べ、「5分見ると、彼らが言っている言葉は真実だと思うだろう」と語った。

エイヴァ・デュヴァーネイ (Ava DuVernay)監督は、彼女のマイケル・ジャクソン批判記事を揶揄するファンのコメントを引用し、彼らを非難した。

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