2016年トランプ勝利を的中させた米教授、2024大統領選の予測は?

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著書「The Keys to the White House」で知られる現代史が専門のアラン・リクトマン教授によると、2024年大統領選がバイデンvs.トランプの再対決となれば、バイデン氏が勝利する可能性が高いという。

リクトマン教授は、独自に開発した手法をもとに1984年のレーガン勝利から2020年大統領選までほぼすべての勝敗を的中させている。2000年はアル・ゴア副大統領の勝利を予測したが、一般投票ではゴア氏がブッシュ氏を上回っており、外れたわけではないとしている。

過去120年間の選挙から導き出したという予測システムは、中間選挙で議席を伸ばしたか、候補者は現職か、第3党の主要な候補者はいないかといった13の指標(Key)から成る。それぞれ「True(真)」または「False(誤)」を判定し、「False」が6つ以上となった場合、政権を握る政党の候補者が敗退すると予測される。

MarketWatchによると、リクトマン氏はバイデン氏にとって優勢(True)と判定しうる指標は5つあるとしている。

現職であること(Key3)は当然ながら、指名獲得にあたって深刻な挑戦者に直面しておらず(Key2)、主要な政策変更を実施している(Key7)といった3つに加えて、長期的な強い経済成長(Key6)もバイデン政権は達成しているとした。

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さらに、リクトマン氏によれば、トランプ氏はMAGAファンから熱狂的な支持を受けているが、カリスマ性のない挑戦者(Key13)に当てはまる。カリスマ性はアイゼンハワー大統領のような超党派または国民的英雄のみを指すのだという。

一方、トランプ氏が有利、つまりFalseと考えられるのは2~3指標ある。2022年の中間選挙後、民主党の連邦議会の議席数は2018年の中間選挙後から減少している(Key1)ほか、リクトマン氏によれば、バイデン氏はカリスマでも国民的英雄でもない(Key12)。外交または軍事的に主要な成功(Key11)も、バイデン氏は収めていないと分析している。

つまりバイデン氏が優勢だが、リクトマン氏は、今後逆転される可能性もあり、現時点では「予測をしないよう最新の注意を払っている」という。予測を明らかにするのは早くて8月上旬になるという。