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最低賃金では賃貸暮らしが困難 米国の高すぎる住宅事情

アメリカで標準的な2ベッドルーム(キッチン付きリビング+2部屋)に住むには、時給22.01ドル(約2,400円)かつフルタイムで働く必要があり、その金額は連邦政府が定める最低賃金(7.25ドル)の約3倍という数字が発表され、話題となっている。
調査は、NLIHC(National Low Income Housing Coalition)が、米住宅都市開発省(HUD)による公正市場賃料(fair market rent)を元に、フルタイム労働者が、収入の30%以上を住宅費用に充てずに生活するには、どれくらいの収入が必要となるか試算を行った。

NLIHC

最も高い都市はサンフランシスコ

CNNなどによると、住宅コストの最も高い州はハワイで、市場賃料の平均は1,879ドル(約21万円)となる。ハワイでは最低賃金が最近10.10ドルに引き上げられたが、2ベッドルームを借りるには、時給36.13ドル(約4,000円)、年収にして75,000ドル(約820万円)が必要となる。
ニューヨーク州は、第4位で時給30.03ドル(3,300円)を稼ぐ必要がある。
最も住宅コストが低いのはアーカンソー州で、2ベッドルームに住むには、時給13.84ドル(約1,500円)、年収にして2万9,000ドル(320万円)が必要となる。同州の平均の市場賃料は720ドルで、最低賃金は8.5ドルとなっている。

メトロポリタンエリア別では、サンフランシスコ市が最も高く、2ベッドをレンタルするには、時給60.02ドル(6,600円)が必要となる。トップ10には、サンノゼやオークランドのフリーモントなどカリフォルニア州の6都市がランクインしている。

トランプ政権は住宅補助をカット

現在、トランプ政権は低所得者向け住宅補助をカットする方針を発表している。今年、住宅都市開発長官のベン・カーソン(Ben Carson)氏は、連邦政府の援助を受けている家族の賃料を3倍にする提案を発表した。現行の総収入の30%の代わりに、35%を支払うよう求めている。
報告書では、援助の削減ではなく、低所得世帯を支援するため、住宅プログラムへの投資を続けていくべきだと指摘している。

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