下院共和党 バイデン大統領に議事妨害の可能性を示唆、調査へ

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バイデン大統領に対する弾劾調査を担う下院監視委員会のジェームズ・コーマー委員長と司法委員会のジム・ジョーダン委員長は27日、ホワイトハウスの法務顧問に宛てた書簡で、ハンター・バイデン氏が委員会証言を拒否した問題をめぐって、バイデン大統領が不正に関与した可能性があると示唆。ホワイトハウス職員にハンター氏の証言に関連するすべての資料と通信記録を提出するよう求めた。

13日に下院監視委で証言を求められたハンター氏は、出席を拒否し、代わりに議会議事堂の外で反論会見を開いた。会見にはハンター氏の弁護士と民主党のエリック・スウォルウェル議員(カリフォルニア)が同席した。

コーマー議員とジョーダン議員は書簡で、同日開かれた大統領報道官の会見に言及。カリーヌ・ジャンピエール報道官が、バイデン大統領は「息子が何を言うつもりかわかっていたのは確か」と発言したとし、「(ハンター)バイデン氏が、2度の議会召喚を無視する選択をするだろうことについて、ある程度事前に知っていたことを示唆している」と指摘した。

委員会の調査権限の行使に、不正に影響を与え、妨害し、遅らせる取り組みは刑法違反だとしたほか、「大統領が、息子が委員会の召喚に従うことを思いとどまらせたりすることで、委員会の手続きに不正に影響を与え、妨害した」場合、弾劾対象になる可能性があると主張した。

さらに委員長らは、ハンター氏のビジネスの取り組みに父親が不当に関与していた「重大な証拠」を積み上げているとも主張。大統領は自らの知識や関与について虚偽の主張をしていたとも述べ、召喚の数日前に「大統領は息子のビジネスパートナーとは一切交流がなかったと主張した。これは誤りだ。大統領は息子の海外のビジネスパートナーから発生した金を受け取り、出会い、話していた」と加えた。

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