ゴールドジムのオーナー、飛行墜落事故で死亡か

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21日、大手フィットネス「ゴールドジム」を展開するRSQのCEOライナー・シャラー(Rainer Schaller)氏(53)らを乗せた小型飛行機がカリブ海で墜落した。操縦士やシャラー氏、家族を含む6人の生存が絶望視されている。

ニューヨークポスト紙によると、シャラー氏らは、メキシコからコスタリカの都市リモンに向かう途中で事故にあった

シャラー氏のほかには、パートナーのクリスティアーネ・シコルスキーさんと2人の子供たち、フィットネストレーナーが同乗していた。飛行機は、定員9人のイタリア製プライベートジェット「ピアジオP180 アヴァンティ」で、操縦士はスイス人だった。

飛行機は21日午後6時ごろ、カリブ海のバラデルパリスミナ付近で、管制塔との交信が途絶えた。

コスタリカ当局は22日、リモン空港から約27キロメートル離れた海上で、飛行機の残骸を発見。これまでに2体の遺体と手荷物を回収したとしているが、氏名は公表していない。

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シャラーさんは、ゴールドジムのほか、自身が創業したドイツのフィットネススタジオMcFit、John Reedなど21ブランドの国際的なフィットネスチェーンを運営するRSGの創業者。RSQは、48カ国でフィットネスを運営しており、4万1,000人の従業員を抱えている。

ゴールドジムは2020年のパンデミック直後、破産法の適用を申請。その後、RSQがゴールドジムを買収していた。TMZによると、ゴールドジムは、アーノルド・シュワルツェネッガーやクリント・イーストウッド、モハメド・アリ、ヒラリー・スワンクなどを顧客に持つという。

なお2010年、ドイツでシャラーさんが主催を務めた音楽フェスティバル「Berlin Love Parade」で、会場付近で大勢の観客が転倒し、21人が死亡。500人以上が負傷する事故が起きていた。