26日、マンハッタンの高層マンションを内見に訪れた43歳の男性が、ベランダから飛び降り死亡した。ニューヨークポスト紙が報じた

男性は、ブルックリンに住むフランス人の金融家、チャールズ・ヘンリー・クルツェン(Charles-Henry Kurzen)さん。午後1時15分ごろ、国連本部近くのタートルベイにある高級アパートメントの32階の部屋を見学していた。

情報筋によると、不動産エージェントに、ベランダを見せて欲しいと尋ねた後、突然飛び降りたという。3階部分のパティオに落下し、その場で死亡が確認された。

部屋は、ジャクジー付きバスルームやウォークインクローゼットが備わった2ベッドルームで、一部で290万ドル(約3.7億円)で売りに出されていたという。

クルツェンさんは、ブランスのESCPビジネススクールを卒業。パリのラザードのM&A部門でアナリストとして勤務した後、Saltbox Partners LLCのパートナーとなるなど、フランスとニューヨークの金融業界で長年活躍していた。

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