「バーニー・グリーングラス」NYの老舗ユダヤ系レストラン

1982

スモークサーモンやベーグル、スプレッドなどを販売する「アペタイジングショップ」とレストランを兼ねたユダヤ系食料品店「バーニー・グリーングラス」(Barney Greengrass)は1908年に創業されました。地元民の憩いの場であるだけでなく、オーセンティックな味を求めて訪れる観光客にも人気のスポットです。

同エリアは閑静な住宅街が立ち並ぶアッパー・ウエストサイドは、マンハッタンの中でも地下鉄がいち早く開通し、1800年代後半から住宅街として発達した地域。1930年代にはナチスドイツを逃れたユダヤ人が多く居住し、現在でも大きなユダヤ人コミュニティがあることで知られています。

Barney Greengrass
©mashupNY

タイムスリップしたかのようなレトロな店内は映画に登場することもしばしば。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが出演する『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』や『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、メグ・ライアンとトム・ハンクスのラブコメ『ユー・ガット・メール』、ドラマドラマ『LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー』などのロケ地としても使用されました。

Barney Greengrass
©MashupReporter